今年の漢字とは?住職さんが勝手に決めてる?
みなさん、こんばんは。
今年の漢字が決まりましたね。
2018年である今年は【災】となりました。
しかし一体、この「今年の漢字」とは誰がいつ、どこでどのように決めているのでしょうか?
毎年発表されるのにもかかわらず意外と知らない「今年の漢字」
今回はこれについて調べてみました!
もくじ
- 今年の漢字とは?
- 災いの理由
- 2番目以降は?
- 過去の漢字
- まとめ
- クイズ
今年の漢字
実は毎年12月12日に決められるます。
この日は漢字の日であり、「いい字一字」という語呂合わせとしても知られているようです(少し無理があるような…)
いつも誰がどこで書いているかといいますと、中学生の修学旅行先ランキング一位の都道府県、京都府の清水寺で、住職が揮毫(きごう)します。
この揮毫という感じの意味は「筆を振るって字や絵を描くこと」を意味します。
なんだか、かっこよくてぴったりな表現ですね!
決めるのは「漢検」でおなじみの日本漢字能力検定協会で全国から公募しています。
期間は11月から行われ、そこから約1か月くらいです。毎年若干の変更はありますが、だいたいいつもこの季節で、この長さです。
今年は応募総数193214票で、【災】が20858票で見事一位でした!
どっかのあれとは違い、しっかりと一位になったものを選んでいるみたいです。
応募方法は、はがきやネット、清水寺や書店に置かれた応募箱からできるみたいでして、確率は低いのですが図書カードが当たることも…(だいたい1%くらいです)
【災】が選ばれた理由
今年の出来事を思い出してみると、確かに良いニュースより悪いニュースのほうが多かったような気がします。
災いが選ばれた理由は、地震や豪雨、猛暑などの自然災害がめだったこと、それに仮想通貨流失やパワハラ、大学入試不正などのニュースを災いや人災ととらえられたためです。
確かにこれらの言葉は毎日のように聞いた気がします。理由を聞くと、【災】が選ばれて納得です。
2番目以降?
さて、一位があるということはもちろん二位以下もあります。
一位から順に
- 「災」
- 「平」
- 「終」
- 「風」
- 「変」
- 「暑」
- 「大」
- 「最」
- 「新」
- 「金」
- 「成」
です。
一覧を見ると「平成」がらみの漢字が多い気がします。
2位の「平」は
平成や平昌オリンピック、メジャーリーガーで二刀流に挑戦した大谷翔平選手、そしてジャーナリストの安田純平さんなどが関係してそうです。また、平昌五輪で金メダルを取った小平奈緒選手も「平」がはいっています。
3位は「終」
築地市場や平成が終わることに関して、この漢字を今年の漢字に選んだのではないでしょうか?
過去の漢字
昨年は北朝鮮の問題が多く、「北」が選ばれていました。
16年はリオ五輪で金メダルを大量に獲得したのが響き「金」
また、消費税が上がった14年には「税」が「今年の漢字」になっていました。
というか「金」は16年、12年(ロンドンオリンピック)、00年(シドニー)でも選ばれています。オリンピックがある年は「金」が選ばれやすいみたいです。
この感じでいくと2020年も「金」になる可能性が高いですね…
まとめ
「今年の漢字」は国民の投票によって選ばれている!
2018年は「災」になりました!
クイズ
2018年の「今年の漢字」で一位は【災】でしたが、2番目は何でしょうか?
答えは記事の中にあります!