9Hの鉛筆っていつ使うん?
みなさん、こんばんは。
シャーペンや鉛筆の芯の濃さについて気にしたことはありますか?
よく目にするのはHBやBだと思います。では、HとBではどちらが濃いわかりますか?
HとBは何の単語の頭文字かを覚えていないと、どっちが濃いのかわからなくなりますよね。
今回はずっと使ってきたのに意外と知らない「芯」についてのお話です。
もくじ
- 芯は何でできているの?
- 芯の濃さ順
- まとめ
- クイズ
芯は何でできているの?
芯は粘土と黒鉛からできています。
含まれている粘土と黒鉛の割合によって芯の硬さが変わります。黒鉛が多く含まれれいればいるほど書いた時に濃くなります。
芯は硬いものは「Hard」、柔らかいものは「Black」で表されます。
「Black」から想像できるように、こちらの方が濃いです。
芯の濃さ順
なんと濃さには17段階あります。
…思っていたより多いですね(笑)
濃い方から順番に
9H > 8H > 7H > 6H > 5H > 4H > 3H > 2H > H > F > HB > B > 2B > 3B > 4B > 5B > 6B
です。
日本のJIS(日本工業規格)では濃度記号と呼ばれています。
実はJISが決めているこれら17個以外にもさらに濃い芯があります。
最も芯が硬い9Hは金属や石などに文字を書くときに使うそうです。普通に暮らしていたらそんなことはないので私も実際には見たことがありません。
H~6Hくらいの芯は製図を書くときに使われます。製図とは建築などの図面のことです。建築を勉強されている方にとってはなじみがあるのかもしれません。
では逆に3B~6Bは何に使われているのでしょうか?
これらはデッサンに使われています。
製図用やデッサン用と紹介しましたが、もちろん日常生活でも使えます。
自分の筆圧に応じて好きな濃さを選びましょう!
まとめ
JISが決めている芯の濃さには17段階ある!
それぞれの用途に応じて適切なものが使われている!
クイズ
BとHではどちらが薄いでしょうか?
答えは記事の中にあります!